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​箱庭療法

砂の世界には、ありのままの自分を置いていい場所があります。

初めての方へガイド
箱庭療法:言葉にならない心のための箱

砂とミニチュアで描く、あなただけの内なる世界

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言葉にならない思いをそっと砂の上に描き出す「箱庭療法」という、不思議で優しい世界へご案内します。箱庭療法は、砂とミニチュアを使って、あなただけの内なる世界を表現する心理療法です。言葉で表現しにくい感情や体験を、この「箱」の中に描くことで、心の整理を促します。

言葉にできない「もやもや」を形にする

嬉しいのに涙が出る、怒っているのに言葉にできない。そんな複雑な気持ちを、砂の上に「そっと置く」体験
評価されない自由な空間が、心の扉を開く鍵になります。

「なんだか嬉しいはずなのに涙が出る」「腹が立っているのにうまく言えない」。そんな心の中の複雑な気持ちに戸惑ったことはありませんか?箱庭療法は、そのもどかしい思いを言葉ではなく「形」として目の前に置く体験です。自分の気持ちを砂の上にそっと置くことで、客観的に見つめ直すことができます。そして、この空間では「評価されない自由」が保証されています。この自由な空間こそが、心の奥深くに閉じ込められた感情の扉を開く鍵になるのです。

57cm×72cmの「安全な世界」

国際規格で決まった、両手で全体を見渡せるサイズ
「自分でコントロールできる」という安心感の土台
砂は「意識」、青い底は「無意識の海」を象徴

この箱自体が、私たちの心の世界を映し出す舞台なのです。

心の声代弁する小さな住人たち

直感で選ぶミニチュアは、あなたの心の「元型(象徴)」
女神(慈愛?)、フクロウ(知恵?)、怪物(認めたくない自分?)など多様な側面に触れます。
何を選ぶか、どこに置くか。そのすべてがメッセージです。

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箱庭療法では、たくさんのミニチュアの中から、あなたが直感で惹かれるものを選びます。これらのミニチュアは、あなたの心の「象徴(言葉で表現しきれない深い意味や感情を含んだイメージや物体)」として心の声を代弁してくれます。

「自由」と「見守り」が癒しを生む

ルールはありません。心が動くままに手を伸ばすだけ。
セラピストは「近すぎず遠すぎず」静かに寄り添います。
判断も解釈もされない安心感が、深い没頭と自己対話を可能にします。

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「うまく作らなきゃ」といったルールは一切ありません。心が動くままに手を伸ばし、砂やミニチュアに触れていくだけです。この空間では、あなたの作品が判断されたり、解釈されたりすることはありません。

箱庭はあなたの心を映し出す鏡

❍投影:自分の感情や願いを外のものに映し出す働き
寂しそうな動物…。力強いお城は…。
❍箱庭の世界から、今のあなたの物語が見えてくるかもしれません。

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箱庭は、まさにあなたの心を映し出す鏡です。あなたが砂箱に置いたものは、すべて「投影」という心の働きによるものなのです。投影とは、自分の中にある感情や願いを、無意識のうちに外側のものに映し出すことです。何を選ぶか、どこに置くか、その向きや配置のすべてが、今のあなたの内側の物語を語ってくれます。

事例:白クマの物語
言葉を超えて届く、癒しの瞬間

置かれた一体の白クマ
無意識に抱きしめた瞬間、溢れ出した幼い頃の悲しみ
ビー玉の光で囲み、自分自身で「お別れの儀式」を完了

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言葉を超えた癒しが起こる瞬間を、ある事例からご紹介します。彼女は砂箱の真ん中に、一体の白クマのフィギュアをそっと置きました。そして、無意識のうちにその白クマを手に取り、胸元で強く抱きしめたのです。その瞬間、彼女の目から大粒の涙が溢れ出しました。それは、幼い頃からずっと押し殺していた亡き父への言葉にできなかった深い悲しみでした。箱庭という安全な空間で、彼女は初めてその悲しみに触れることができたのです。最終的に、彼女はキラキラしたビー玉で白クマを囲み、自分自身で「お別れの儀式」を完了させました。

あらゆる世代の「自己治癒力」を呼び覚ます

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❍言語化が苦手な大人
漠然とした不安を抱える時、直感で選ぶミニチュアが、不安の正体を教えてくれることがあります。

❍PTSDの症状
直接語らなくても、安全な距離を保ちながら自分の体験と向き合えます。

❍自己理解を深めたい人
人間関係の悩み、人生の転機における葛藤 自分の内面に意識を向け、無意識に抑圧された感情や自己像を客観的に見つめ直すことができます。

箱庭療法は、特定の誰かだけのものではありません。あらゆる世代の「自己治癒力」を優しく呼び覚ます力を持っています。

あなたの心には、どんな世界が広がっていますか?

箱庭療法のゴールは、セラピストが治すことではありません。
あなたの中に眠っている「自分で自分を癒す力」を引き出すことです。
 

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この療法は世代を超えて、その人自身の物語を紡ぎ出す手助けをします。あなただけの物語を、この安全な箱庭の世界から、そっと始めてみませんか。

​6セッション構造化箱庭療法プログラム

トラウマや心に悩みを抱えている人にとっては、回数も道筋もある程度の見通しを持ち、最初と終わりが確実にわかっている、そんな構造化されたプログラムの枠に沿っているほうが、安心安全の感覚は高くなるように思います。

このプログラムは、初めから6セッションごとに確かなテーマ決められています。

そのことがセラピストの前で表現することの恐れを取り除き、言葉はなくても安心して箱庭の世界を共有できる良さがあります。

趣旨は、「言語化されにくい家族関係の傷つき」など、各テーマが掲げられていて、箱庭の非言語的表現を通して安全な再構築と回復を促す構造になっています。

​⇒詳しい内容を見る

吐く庭療法
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