ホログラフィトーク
くり返すパターンに、自分のペースで向き合うための心理療法
トラウマ ・複雑性PTSD ・AC(アダルトチルドレン) ・愛着の問題 ・イメージ療法 ・SEと箱庭との併用可

こんな感覚に覚えがありますか
人間関係で似たような傷つきをくり返してしまう。
自分でも理由がわからないのに、なぜかうまくいかないパターンがある。
頭ではわかっているのに、体や感情がついてこない——。
そのような「くり返す生きにくさ」には、過去に経験したことが静かに影響していることがあります。
複雑性PTSDやAC(アダルトチルドレン)、愛着にまつわる傷つきを抱えてきた方に、ホログラフィートークはひとつの道しるべになるかもしれません。
ホログラフィートークとは
日本人の嶺輝子先生が開発した心理療法で、自我状態療法の一種に位置づけられます。
軽い催眠状態(トランス)のなかで、今の自分が「過去の自分に会いに行く」というイメージワークを通じて、問題の根っこにあるものに自分自身でアクセスしていく方法です。
カウンセラーはそのプロセスをガイドする役割を担います。
答えを外から与えるのではなく、あなた自身の感覚やイメージを頼りに進んでいくため、「自分で気づいた」「自分で解決した」という感覚が得られやすい手法です。
ネガティブな感情や体の感覚は、問題の原因や解決のヒントを教えてくれるリソースとして扱います。
「消すべきもの」ではなく、「語りかけてくれているもの」として向き合っていきます。
どのような方に向いていますか
次のような方に、特にこのアプローチが合いやすいです。
・同じような人間関係のパターンをくり返していると感じる
・複雑性PTSD、AC(アダルトチルドレン)、愛着障害と言われたことがある
・言葉にするのが難しい、でも体や感覚には何かある
・過去と一度ちゃんと向き合ってみたいと思っている
・「なぜ自分はこうなんだろう」の根っこを知りたい
・SE(ソマティック・エクスペリエンシング)や箱庭療法を受けており、組み合わせて試してみたい
セッションはカウンセラーとのやり取りを通じて進めていきます。言葉でのコミュニケーションがとれることが、参加の前提となります。
年齢に上限は設けていませんが、ご不明な場合はご相談ください。
料金・時間
セッション時間:90分
料金:6,600円
ホログラフィートークは、問題の起源を丁寧にたどり解決するプロセスに時間を要することが多く、90分のコースでお受けしています。
単発でのご利用も、継続的なセッションも可能です。
セッションの流れ(以下の4つのステップで進みます。)
1. 今日扱うテーマを決める
気になっている感情・体の感覚・くり返すパターンなど、その日に向き合いたいことをカウンセラーと一緒に決めます。
2. 過去の自分に会いに行く
その感覚をイメージとして外在化し、軽いリラックス状態の中で、問題が生まれた場面へと意識を向けていきます。
今の自分が、過去の自分に寄り添う形で進みます。
3. 安心安全を築き直す
過去の場面で必要だったものを補い、健全なつながりや信頼感をイメージの中で体験していきます。
4. 現在に戻り、変化を確認する
最初のイメージと比べて何が変わったかを確認し、これからに向けたリソースや気づきを得て終了します。
他の技法との併用について
ホログラフィートークは、SE(ソマティック・エクスペリエンシング)や箱庭療法と組み合わせることができます。
身体感覚へのアプローチや、言葉を使わない表現法と組み合わせることで、より安全にプロセスを進められる場合があります。
どのような組み合わせが合うかは、カウンセラーと一緒に考えていきます。
すべての方が必ずしも過去の場面にたどり着けるわけではありません。
無理に進めることはせず、そのときどきのご様子に合わせて進めます。
Q&A よくある質問
ホログラフィートークはどんな問題に使えますか?
くり返す人間関係のパターン、複雑性PTSD、AC(アダルトチルドレン)、愛着の問題、慢性的な不安や感情の滞りなど、後天的な体験に根ざした問題に向いています。
体の症状(緊張・不眠・頭痛など)が課題になる場合もあります。
催眠って怖くないですか?意識がなくなりますか?
使用するのは「軽催眠」と呼ばれる状態で、深い眠りとは異なります。意識はしっかりあり、カウンセラーとの会話もできます。テレビを見ながらぼんやりしているときのような状態に近く、いつでも中断できます。
過去のつらい記憶をくわしく話さないといけませんか?
言語化を強要することはありません。
体の感覚やイメージを入り口にしていくため、言葉にするのが難しい方でも進めやすい手法です。話せる範囲で大丈夫です。
オンラインカウンセリングでも心理療法を受けることはできますか?
はい、可能です。
フラッシュバックが起きないか心配です
軽催眠状態とイメージワークの組み合わせにより、過去の場面に触れてもフラッシュバックや強い反応が起きにくいよう設計されています。
ただし個人差はあります。ご自身のペースを優先しながら進めます。
1回で効果が出るものですか?
1回のセッションでも気づきや変化を感じる方はいます。一方で、長年かけて積み重なってきた問題は、複数回のセッションを通じて少しずつ変化していくことが多いです。単発でのご利用も継続利用もどちらも可能です。
SE(ソマティック・エクスペリエンシング)や箱庭療法と一緒に使えますか?
はい、併用いただけます。
SEや箱庭療法で積み重ねてきた身体感覚への意識が、ホログラフィートークでのイメージワークに活きることもあります。
どのように組み合わせるかはカウンセラーと相談しながら決めていきます。
複雑性PTSDの診断を受けています。受けられますか?
複雑性PTSDは、ホログラフィートークが特に向いているとされる対象のひとつです。ただし急性期の症状がある場合や、精神科の主治医が別にいる場合は、事前にご相談ください。
今、精神科や心療内科に通っています。受けられますか?
通院中の方でもご利用いただいている方はいます。幻覚・妄想などの急性期症状がある場合はカウンセリングには向かないため、まずは医療機関にご相談ください。
それ以外の場合は、カウンセリング開始前に状況をお知らせください。
何歳から受けられますか?
カウンセラーとのやり取りを通じて進める手法のため、言葉でのコミュニケーションがとれることが前提となります。
年齢の上限は設けていませんが、お子さんの場合など、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
子どものころのことを思い出せないのですが、大丈夫ですか?
記憶が言葉として出てこなくても、体の感覚やイメージが手がかりになることがあります。
「思い出さないといけない」というプレッシャーはありません。進められる範囲で一緒に探っていきます。
イメージが浮かびにくいのですが向いていますか?
豊かなビジュアルイメージが必要なわけではありません。
「なんとなくこんな感じ」「色でいうとこのくらい」という程度でも十分に進められます。
どの程度イメージを使うかも、実際に試しながら調整していきます。
「心理的逆転」とは何ですか?
「楽になってはいけない」という感覚が無意識に刷り込まれている状態を指します。
せっかくケアを受けても効果が出にくかったり、よくなりかけると自分でブレーキをかけてしまうような状態です。
ホログラフィートークでは、セッション開始前に確認し、必要であれば解消してから進みます。
まず話だけ聞いてもらうことはできますか?
もちろんです。初回は状況をうかがい、ホログラフィートークが合うかどうかを一緒に確認するところから始めます。
いきなりイメージワークに入ることはありません。