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大阪府|堺市の女性専用の心理相談室【箱たぬきカウンセリングルーム】

臨床心理士によるカウンセリング・箱庭療法・SE™トラウマケア

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6セッション構造化 箱庭療法プログラム

トラウマや心に悩みを抱えている人にとっては、回数も道筋もある程度の見通しを持ち、最初と終わりが確実にわかっている、そんな構造化されたプログラムの枠に沿っているほうが、安心安全の感覚は高くなるように思います。

このプログラムは、初めから6セッションごとに確かなテーマが決められています。

そのことがセラピストの前で表現することの恐れを取り除き、言葉はなくても安心して箱庭の世界を共有できる良さがあります。

趣旨は、「言語化されにくい家族関係の傷つき」など、各テーマが掲げられていて、箱庭の非言語的表現を通して安全な再構築と回復を促す

​構造になっています。

さまざまなスタイルを見つけていただけるように、今後も少しずつ、幅広く新しいプログラムを増やしていく予定です。

​「家族由来トラウマ回復のための箱庭療法6セッション・プログラム」

【第1セッション:安全な世界を作る】 

目的:セラピストと場への信頼形成。

コメント:「安心できる場所を箱庭の中につくってみましょう」

補足:もちろん作品の善悪を判断せず、感覚や印象を大切にします。

【第2セッション:過去の家族を見つめる】

目的:家族の構成や記憶に現れる無意識的なイメージを箱庭に表現することや子ども時代の自己像にアクセスすること。

コメント:「家族が出てくる物語をつくってもいいですし、昔の記憶のイメージでもかまいません」

​補足:親やきょうだい、自分の配置、それぞれの役割や距離など。抑圧された感情の間接表現など。

【第3セッション:感情の開放】

目的:抑えてきた感情や未処理のエネルギーを箱庭で表現する。

コメント:「この場に怒りや悲しみ、不安などを出すことができます」

補足:象徴となる動きや感情となる表現はどのようなものか。

【第4セッション:もう一人の自分と出会う】

目的:インナーチャイルドや、抑圧されていた側面の表現する(守られる側、感じる側の自分の存在を回復していく)。

コメント:「この箱庭に、今まで見過ごされていた自分を置くとしたら?」

【第5セッション:新しい関係の創造】

目的:トラウマによって傷ついた対人イメージの修復(「安心して」つながれる他者や世界を描く)

コメント:「この世界に、新しい関係や安心できる仲間を加えるとしたら?」

【第6セッション:過去の統合と未来への箱庭】

目的:過去と現在、傷ついた自己と回復した自己イメージの統合。

コメント:「ここまでの体験をふまえて、今のあなたを表すとしたらどんな箱庭になりますか?」

​補足:6セッションプログラムの最後にふりかえりの時間を設けます。無理な言語化を促すことはせずに、6セッションの箱庭表現を通したその思いを十分に共有する時間を設けます。

【セラピストの関わり】

​事前に許可を得て、セラピストが1つミニチュアを置くことで、箱庭に共同参加することもあるかもしれません。

【料金】

1セッションごとのお支払い 

70分 4.000円(×6回)

​セッション間隔は相談の上

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